【開催のお知らせ】住まいから考えるシングルマザー支援 ~コロナ禍の今 大阪でできること~
新型コロナウイルスの影響を受け、収入が大きく減少し、住居を失うおそれがある人に「住宅確保給付金」が支給されました。
ひとり親家庭のみなさんにコロナ禍でのくらしについて、緊急アンケートを実施したところ「そもそも住宅確保給付金を知らない」「申請をした結果、受けることができなかった」等、制度から漏れ落ちる方が多く存在していることがわかりました。
コロナ禍でひとり親家庭の課題は深刻化し、行政には誰も取り残さない制度の仕組みが求められています。
今回の自治フォーラムでは、緊急アンケート調査で明らかになったシングルマザーの実態などをふまえ、大阪市・大阪府域でできることは何か?
プレシングルマザーの支援の必要性、公営住宅の目的外使用の可能性など、葛西氏と武氏をお招きし、解決方法を模索します。
◆登壇者プロフィール◆
葛西 リサ 氏(追手門学院大学准教授)
ひとり親世帯、DV被害者、低所得高齢者等の住生活問題を専門とし、近年はシングルマザーのシェアハウスに足しげく通う。
2009年「母子世帯の居住水準と住居費の状況-大阪府及び大阪市の事例調査を中心として-」で都市住宅学会研究奨励賞受賞。
近著に「13歳から考える住まいの権利」(かもがわ出版)「母子世帯の居住貧困」(日本経済評論社)など。
武 直樹 氏(いくの市民活動支援センター代表理事)
同志社大学で、地域福祉と住民自治について学ぶ。大阪市生野区社会福祉協議会で7年間、生野区のまちづくりに携…