共生のカタチを考える
~共生&改革志向っぽい人々と地域~
〇右下大喜利
右下っぽさがなんとなくわかってきたところで、参加者全員による大喜利に。「右下っぽい学校」「右下っぽい万博」をお題目にネタを出し合います。それが右下かどうかを編集部4人が判定しました。

「右下っぽい学校」として認定されたネタには、“60年制の学校”(留年もできるし、飛び級もできる。誰でもいつでも通える学校)や“シェア校舎”(空き教室に住めたり、年齢でなく誰もが学校を利用できる)という意見がありました。お気に入りの“給食がカレーライスのみ”は左下認定。“校区の一番南東にある”(地図の右下)は左上という判定でした。学年と年齢は関係ない、教師と生徒の関係は柔軟に、教科書やテストがないといった、既存のルールや枠組みを超えた自由なところが「右下っぽい」という印象をみなさん持っていたようでした。

2つ目のお題、「右下っぽい万博」はもう収拾がつかない状態に。“レイシストばかりを集めて外国人とのハグ大会”“併せて100歳パス(チケット)を設定”“狭い会場ではなく、大阪全域に世界各国をあてはめる”“万国博覧会でなく万人博覧会”“スタッフ雇用は失業者、開催も2~3年の長期期間で”とみんながどんどん右下っぽさを考える楽しい?はじけた時間となりました。

〇わたしの「右下っぽさ」理解
ここここメンバーも、今回の参加者には「右下っぽさ」を少しはわかってもらえたという感触があったようです。わたしなりの「右下っぽさ」の解釈は、「お金や既存のルールを否定するのではなく、こだわらず、新しいことをまずはやってみること」でした。藤田さんが「非常識(右)も、いつかは常識(左)になる」という発言は“改革は実践があってこそ”だし、梅山さんの「決めつけるのではなく、右下は欲張りでどっちもやりたい」という姿勢は“排除ではなく、新たな選択肢を模索するバランス”だと思いました。ただ、参加者のひと言「でも、右下の取り組みに参加するにはお金がかかるんだよ」という発言に妙に納得する自分もいました。
このレポートで、右下っぽさが伝わったでしょうか?ぜひ、ウェブマガジン「ここここ」へ、アクセスよろしくお願いいたします。
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