大都市制度を考えるPart2~総合区の可能性~【前編】(第4回_20171028@大阪経済法科大学OUEL研究セン…
第4回 自治フォーラムおおさか 第1部
大都市制度を考えるPart2 総合区の可能性
~何が変わる 変えられる~
金谷 一郎さん(大阪経済法科大学客員教授)
武 直樹さん(NPO法人いくの市民活動支援センター代表理事)
西脇 邦雄さん(大阪経済法科大学教授)
レポート:けさまる
当日の配布資料はこちら↓↓
20171028第4回フォーラム資料.pdf
第2回フォーラム(8月開催)では、大阪大学の北村亘先生から「都市制度が生活に与える影響と、総合区であれ特別区であれ、市民が都市制度を知り判断すること」の重要性を学びました。今回は、前東淀川区長として行政経験も豊富な金谷大阪経済法科大学客員教授をお招きし、保育所や就労支援、未利用地活用など具体的なテーマを取り上げ、総合区で変わること・変わらないことを考えました。
◎第1部 「総合区の可能性」 金谷 一郎
冒頭、ご家族との会話で「総合区になると大阪市がなくなると思っていた」というやりとりを紹介され、同時並行で議論されている総合区と特別区のわかりにくさを指摘されました。2年前の住民投票後、6・8・12区の3案が示され、8区案に一本化された「総合区」。そして、知事・市長の強い意向を受け、4・6区案(2パターン)が再び示されたのが「特別区」です。今回のテーマ「総合区」は、9月に『お知らせ』が各世帯に配布され、11月~12月にかけ説明会が開催されるとはいえ、多くの市民に理解されているとはいえない状況です。
総合区は、「大阪…