【開催のおしらせ】「総合区ってなに?」パート2

2度目の住民投票から1年以上が経過しました。 いまも高層マンションが建設され待機児童問題に追われる区もあれば、人口減で保育所の定員割れ問題を抱える区もあります。同じ大阪市でも、環状線の内側と外側で区の抱える課題は様相が異なります。 大阪市でも、シティーマネージャー制度や区役所への権限移譲、区独自予算の確保など、公募区長が特性に合わせたまちづくりを発揮できるニアイズベターに向けた改革は進められてきました。 それでも、横浜市と比較すると区の権限は限定されているという批判があったり、2月の大阪市議会で分権型の大都市制度をつくろうとする「総合区」が再び議論されたり、政令市と区の関係の模索が続いています。 都道府県と政令市の関係では、政令市の権限を強くする「特別自治市制度」を目指す動きもあります。 住民投票が終わっても大都市の課題は一朝一夕に解決するわけではありません。大阪都構想をめぐる巨大な住民投票はわたしたちに何を問いかけていたのでしょうか。 今回の自治フォーラムでは、大阪市の状況を踏まえながら、都道府県・政令市・区のありかたについて、議論を深めたいと思います。 ------ 第21回 自治フォーラムおおさか 「総合区ってなに?」パート2 ー特別自治市と区のあり方を考えるー 【ゲスト】 1「特別自治市を考える〜大都市の中枢性の分析から見えるもの〜」  北村亘 大阪大学大学院法学研究科教授 行政学 2「大阪市の総合区導入について」  柳本顕 衆議院議員、前大阪…

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これからの社会運動を考える!パート2(第20回_20211203)

第20回 自治フォーラムおおさか これからの社会運動を考えるパート2 ~新型コロナと地球環境危機~ 〇ゲスト  斎藤 幸平 氏 (大阪市立大学大学院経済学研究科 准教授) 〇進行・趣旨説明  西脇 邦雄 氏(大阪経済法科大学 教授) レポート:袈裟丸 朝子当日の様子は、youtubeでも視聴いただけます。 https://youtu.be/JnyWEeEf338 当日の資料は、こちらから。 みなさん、こんにちは。 さて第20回自治フォーラムおおさかは「これからの社会運動を考える!パート2」として、いまをときめく斎藤幸平さんを再びお招きしました。欧州都市などの事例を紹介しながら、新型コロナ危機が問いかける格差や社会の分断、まったなしの気候変動とどう向き合い、人を中心としたまちづくりを大阪で実現するための可能性について講演いただきました。 今回は自治体政策研究会との共催でウェブ配信でしたが100名を超える方の視聴がありました。 ■人を中心としたまちづくりのために 冒頭、ポスト(アフター)コロナにおける新しい社会をどう構築していくかにあたって、「自治体から変えていくことが重要」と斉藤先生。日本では環境問題が票にならず、いきなり国を変えるのはハードルが高い。「成長しなればならない」「経済優先」といった社会の価値観を揺るがし変えていく社会運動が必要で、その先に「人を中心としたまちづくり」がある。これを大阪でどう取り組めるか、そのヒントとなるような話をできればと始まり…

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【開催のおしらせ】これからの社会運動を考えるパート2~新型コロナと地球環境危機

重版を重ねる”人新世の「資本論」”の著者、斎藤幸平さんを招いたセミナーを開催します。 昨年7月にも登壇いただき、2度目の登場です。 新型コロナ危機が問いかける格差や社会の分断に我々はどう向き合うか。 共有財であるコモンの市民営化の可能性はあるのか? 議論を深めたいと思います。 ------ 第20回 自治フォーラムおおさか これからの社会運動を考える!パート2 ~新型コロナと地球環境危機~ 【ゲスト】  斎藤 幸平 氏(大阪市立大学大学院経済学研究所 准教授) 【日 時】2021年12月3日(金)  18:30~20:30(オンライン) 【申込〆切】11月26日(金)17:00  ※視聴URLは12月1日をめどに申込者のみなさまに案内します。 【参加費】無料  申込はこちらから 【FACEBOOK】  https://fb.me/e/1o5IeIeeK ※自治体政策研究会との共催です。

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